メキシコでも大人気のスタジオジブリ!
落書きがてら描いた絵がたまってきたので、
スペイン語タイトルと合わせて載せていきます。
千と千尋の神隠し→El Viaje de CHIHIRO
「旅をする」の原型はviajar(ビアハール)です。
旅行者が多いカンクンでは、「Buen viaje(ブエンビアへ)!=良い旅を!」というスペイン語がとてもよく使われます。
「神隠し」という単語は日本独特の概念なので、スペイン語では訳せなかったため削られているんだと思われます。
魔女の宅急便=Kiki:Entregas a domicilio
entregar(エントレガール)=届ける、引き渡す
domicilio (ドミシリオ)=住所
entregar a domicilioで宅配となります。
ちなみに、このタイトルはラテンアメリカ諸国で使われているもので、スペインならびにヨーロッパ諸国でのタイトルは「Nicky, La aprendiz de bruja 」です。
スペインでは「kiki」という単語にはよくない意味があるため、誤解を招かないように主人公の名前は「Nicky」に変えられています。
となりのトトロ=Mi Vecino TOTORO
Vecino(ベシーノ)=隣の、隣人
メキシコでもみんな大好きトトロ。
ちなみにMi(ミ)は英語で言うMyで、「私の」と言う意味です。
もののけ姫→La Prinsesa MONONOKE
Prinsesa(プリンセサ)=姫
Laは女性名詞の前につく冠詞です。(男性名詞の前にはel)
ちなみに個人的に一番好きなジブリ作品です。
天空の城ラピュタ→El Castillo en el cielo
Castillo(カスティージョ)=城
Cielo(シエロ)=空
スペイン語では「空の城」というタイトルになっており、「ラピュタ」の名前がありません。
「Laputa(ラピュタ)」をスペイン語読みすると「La puta(ラ プータ)=売春婦」という意味になり、スペイン語圏の人にとってはタブーの単語となるからです。
誤解を招く恐れがあるため、英語タイトルでも「Laputa」の文字は削られています。
劇中でも、「castillo(城)」と置き換えられたりできるだけセリフに「ラピュタ」という単語が入らないように作られているらしいです。
とりあえず今日はここまでです!
またジブリイラストが描きたくなったら、スペイン語タイトルをつけて更新するかもしれません。
息子くんがもう少し大きくなって、一緒にジブリ映画を見れる日が今から既に待ち遠しいです。
コメント